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yさんの好きなもの(ミニカー・オーディオ・バイクなど)

キャビーナ50 エンジン掛からず  喝ッ!! を入れる

 
       2台あるキャビーナの1台はエンジンが掛かりませんので、今日は
       晴天なので朝からいじっておりました。
 

 
       キックをするが掛からない、プラグを外してみる。
 
      あらら! プラグがオイルでびっしょりです。 何故なのか?
 
      2~3度 この様な事を繰り返しましたが相変わらずプラグはビショビショです。
      試しにキャブを調べましたが原因は他にありそうです。
 
      このキャビーナが我が家に来た時キャブから猛烈にオイル(2サイクルオイル)
      が漏れておりました。
 
      何らかの原因で漏れて来たと思いますので、ここはクランク室にも相当なオイル
      が溜まっていると推測しました。
 
      原因は後回しにして、とにかくクランク室に溜まったオイルの除去が先です。
 
      先ずはヘッド外し

 
     ちょっと見えにくいですが、クランク軸のセンター付近までオイルが溜まってます。
     これじゃプラグはキックする度にオイル漬けになるはずです。
 

     
     ここはタオルをクランクの底まで詰め込み、オイルを吸わせて除去します。
     完全には取りきれてませんがまずまずの出来でしょう。
 

       
       さて、シリンダー、ヘッド組立
 
       キック!! 掛かりません、、、、、、、、。
 
       キックの感触とマフラー、キャブからの音が何かおかしい。
       ひょっとしたら マフラーかな?
 
       当たりです。 エキパイの入口に息を吹きかけても排気口からは何も
       出てきません。これじゃエンジンは掛かりませんわね。
 
       っと言う事でマフラーを焼く事にし
       ストーブ(焼却炉)を持ち出し早速 焼入れ です。
 

      
      しばらく焼くと 口から白い煙が出てきました。
 
      これは内部に絡みついているオイルが蒸気となって出て来てるんですね。
      この白い煙が出なくなるまで焼きます。
 

     
      バンバン燃やします。
 

       やがて白い煙はでてこなくなり 完成間近です。
 

        
        こんがり焼けたマフラーです。
    
        この後 金づちで軽く叩いて内部のカーボンを落としましたが
        非常に少なかったですね。
 
        この状態でコンプレッサーを使用して空気を送ってみると
 
        まったくストレス無しに排気口から出て来ます。
 

      早速 本体に取り付け エンジン始動
 
    やりました!! 快調に吹け上がります。
    まったく別物様です。
 

 
       2台あるので 結局今日は2本のマフラーを焼きました。
 
       後は 耐熱塗料を塗布して仕上げです。
 

     
     2サイクルエンジンはこれがあるから困るんですよね。
 
     でも 取り付けて2サイクル特有のレスポンスの良いエンジンのレスポンスを
     見ると、、、、、良いな!!  と感じます。
 
      最近 力が無いなと感じたらマフラーを疑って見るといいかも知れませんね。
 
 
 ではでは
 
 
 
 
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私の周りの ”困った君”

 
          困った人と言うのはどこにも居ると思いますが、私の周りにも困った君が
          おりますので紹介します。
 
   <症状>
 
          未払い
 
   <経緯>
 
          私は修理が好きなので色んな方から頼まれますので、頼まれれば
          一生懸命対応します。
 
          約半年前
 
          5種類の修理を頼まれました、できる限り安くと言う条件で、発電機、ユンボ、
          製氷機、高圧洗浄機などです。
 
          以上の修理を終え、請求書を出したのが4月の中旬
 
          10月になっても未払です、、、、、、
 
     <住み家> 
          稲敷市
 
 <さらに詳しく>
 
      Y   ・4月  請求書発行(ただと言う訳には行きません)
         
      K(仮名)   ・10日締めなので5月に来て欲しい
 
      Y   ・5月10日に伺う
      K   ・請求書に不備があるので良く確認し ”後で連絡する”
      Y   ・不備があるならどこが悪いのか打ち合わせさせて下さい。
      K   ・都合が付いたらこちらから後で電話する
 
           結局4月~10月まで ずっとこの調子です。
 
 
      K 語録  月日が進むに連れて変化して来ます。
 
        加害者から被害者に変化して行きましたヨ。
 
       ・後から連絡する → 後って何時ですか?
       ・そんなもん分からねエ~ヨ → 分からないって 無責任じゃないですか!!
       ・オタクもしつこいね!!
       ・修理してもらって迷惑なんだけど  → だから 何が、どう迷惑なのか説明して下さいヨ。
                                  ひょっとして踏み倒す気ですか?
                                                     部品代金も払わない気ですか?
 
       ・電話なんかしてくんじゃねーよ。 (極 最近 5日ほど前)
       
 
        もう最近は電話口に出ただけで切ってしまい、打ち合わせどころではありません。
 
        サラリーマン時代には遭遇した事のない人種故に困ってます。
 
        修理代金は4万円弱なのですが、人に時間とお金を掛けさせ一銭も払わない
        と言う Kの気持ちが全く理解できません。
 
 
  まあ 内容証明書くらいは近々 発行しようと思ってます。
 
 
  さて茨城県にはこの様な所があるらいいです。 私の所から25Kmくらい
 
  アメリカ大統領の名前をつけた、、、、、、 Kennedy
   何とかと言うリサイクル屋(電気屋)らしんですが、、、、、、Kってここの事?
 

 
          さあ どうでしょうかね。 みなさんのご想像にお任せします。
 
 
          ホラを吹く、過去の自慢話を延々と話す人には気を付けましょうね!!
 
          本当に社会的な常識の無い人も困りもんです。
 
          書いていても気分が良くありません、もうこの話はこれっきりにします。  
 
          Kは何を言っても払わないでしょう。
 
                      この人はもう70歳に近い年齢です。
                      この歳になってこんな事しか出来ないなんて、悲しい人生を送って
          ますよね。
 
                     TVに出たり、映画に出た事を自慢の種にこれからも色んな人に迷惑を
          掛けて生きていくんでしょうなあ~。
 
          相性もありますので何とも言えませんが、せっかく出会ったのですから
          お互いいい所を伸ばす様な付き合い方がしたいですよね。
 
 
 
 
 
   ではでは       
 
 
 

アビー4  足回りを直す

 
       我が家に来た アビー4 はこの様に長年の放置に耐え兼ねて
       ホイールがご覧の通りです。 
 
       前後とも何とかせねばなりません。
 

 
        タケオカ自動車工芸に問い合わせた所 ホンダ DJ-1 の流用との事
 
        ならばと近所の解体屋で縁あって見つかった DJ-1 を早速ドナーとし
        て活躍してもらいましょう。
 
        と言う事で早速分解です。 少々錆びてますがあれから比べれば相当
        ましな状態ですね。
 

 
       こちらも外します。
 
       それにしてっもブレーキハブの小さい事!! こんなんで止まるんだろうか
       心配になって来ますね。
 

 
       ホイールを外し、、、、、裏を見てビックリ!!
       こんなに腐ってました。
 
       これじゃ 乗り心地が悪くて走れんわね。
 

 
      入れ替えました。
      このタイヤもひび割れてますが 移動させるだけなら問題ないでしょう。
 

 
          前輪は簡単にネジが外れましたが後輪はちょっと頑固そうに見えます。
 
          ここはCRCを塗布し しばしの間染みこませチャレンジです。
 

 
         思った通り予測は当たりました。
 
         廻りません!!
 

        
         こう言う聞き分けの無いネジはこうするに限ります。
 
          甘やかすと何時まで経っても回ってくれないので。
                  せっかちなので この様にタガネで割ってしまいました。
 

     
          これがアビー4から外したホイールです。
     これもまた見事な朽ち具合ですねエ~。 
 
     もうここまで来れば ”あっぱれ” です。 このさび具合はゴムの硫化物
     の影響もあるんでですかねエ~。
 

 
     約2時間かけて前2個を交換、前1個をパンク修理し
     めでたく片手でも押して移動できる様になりました。
 

       私は何を勘違いしていたのか
       前後とも同じホイールだと思っておりましたが、後輪は駆動系直結なので
       全然構造が異なってましたネ。
 

 
             後は 新品の 3.0-8 のタイヤが4本くれば、ホイールを外し、さびを取り
       きれいにしてあげたいと思います。
 
       エンジンや駆動系まで完成させるにはまだ相当な時間を要しますが
 
       まあ~ ぼちぼちやって行きましょう。
 
ではでは
 
 

6BM8シングルアンプ  MOS-FET ソースフォロアードライブ計画

 
       私は並行して進める事が好きなので 実はアビーや他の修理などの
       合間にもアンプ作りは時間があれば進めてます。
 
       前回は6AR6のMOS-FET ソースフォロアードライブを報告しましたが
       中々結果が良かったので他への流用として色々考えておりました。
 
   それは 6BM8 シングルアンプへのソースフォロアー化です。
 
   私の6BM8アンプは直結アンプで終止符と思っていたのですが、まだまだやる事は
   あると思い早速ですが制作を開始した次第です。
 
   幸い6BM8シングルアンプに必要な 適当なB電圧と電流値、それと大きさ、前に作っ
   たアンプのシャーシの残骸、OUTなどが今回の目的にピッタリと合った部品が調達で
   きたからです。
 

      
 
      先ずは電源トランスです。
 
      随分前に購入しておいた物ですが、電圧配分、取り付け位置までが今回の目的
      にズバリ合いました。
 
      確か ”東栄” 製だったと思います。
 
      実は今回このトランスが合ったから進めた様なもんです。
 
      B電源:210V 230V 250Vの3種類の端子があり 100mAほど取れそうなので
           42mAの6BM8のステレオ分には十分です。
           また 6.3V 3Aは6BM8、整流管の6CA4の3本分には十分です。
 
      OUTのタンゴ M757は417Aシングルが非力な故に出番がないので解体して
      の使用です。
 

 
       主要な部品はほぼ揃いました。
 

        
      作り方は何時もと同じですのでサッサと配線してしまいます。
 

       
      先ずはAC100V、ヒーター回路、B電源回路、出力関連の配線を済ませます。
 
      配線材はジャンク箱からの調達ですので配色に統一性がありません。
      B電源くらいは ”赤” を使いたいのですがね。
 
      赤は一番先に無くなります。
 

 
       なぜ 6BM8 にこだわるのか?
 
       もっとオーディオ的な球は一杯あるのに、、、、、、です。
       私にも分かりませんが、多分 根が小さい物が好きなからでしょうね。
 
       また今回使用の電源トランスでは14GW8ではヒーター電圧が確保できなかった
       事もあります。
 

 
      MOS-FETのソースフォロアーの動作には-(マイナス)電源が必要なので
      ちょっと部品が増えます。
 

 
      9割ほど完成しました。
 

 
       これができれば 
 
       同じような構成の14GW8のシングルと比較して見たいと思います。
     
       このアンプはとてもMT管1本で音を出しているとは思えないほど充実した
       音を出します。
       

 
          まあ~ 何事もやって見なくちゃわからんですわね。
 
         世の中の多くの人は回路構成と使用部品で まあ~ こんな音だろうと
         言いますが
 
         本当の所は やはり 鳴らして見ないと分かりません。
 
         でも、、、まあ~   ”山より大きな獣は出ない”  のですけどね。
 
 
         次回はもう少し進んだ所を見てもらいます。
 
 
 
 
  ではでは
 

アビー3、、、、ではなく4でした。 ドナー部品捜索編

 
      我が家に来た アビー3だと思っていたのはタケオカに確認したところ
      アビー4と言う事でした。
      
      調べて頂いた車体番号で
      こちらの記録では、 昭和63年製造の車両ですので25年経過しています。
      メーター器は、DJ-1になっていますか?
      その場合、エンジンはホンダDJ-1の物を使用していました。 (タケオカ)
 
  さて、我が家に来たアビー4は右側の前後のホイールは朽ち果て、敷地内の移動もまま
  なりませんので早々に部品を探さねばなりません。
    

 
       屋不億や中古市場を色々検索しましたがDJ-1のホイールは意外に 
       出物が少なく良いものが見つかりません。
 
       在ってもホイールだけで 数千円 などととんでもない価格が設定されており
       とても手が出ません。これに送料を足すと益々買えません。
 
       そこで近所のバイク屋を3~4件 漁ったのですが やはり DJ-1 は年式が古くそのも
       のがありません。 勿論 ホイールのみなんぞありません。
 
       *ZOOKのホイールも同じらしいです。
 
       こうなれば 最後の頼みは ”いつもの” 解体屋です。
 
       まあ~ そんなに簡単には見つかりはしないのですが 
       せっかちなものですから、シトシト雨の中探しに出かけました。
 
  前回 お邪魔した時には晴天で CS90 なども見えていました。
 
  果たして DJ-1 はあるでしょうか?

        
        雨の中 アチコチさがしましたら
        
        本当に私を待っていてくれたかの様に群れから外れポツンと1台だけ
        DJ-1があるではないですか!!
 
        キーも無くホイールも錆びていますが腐ってはいません。
        部品取りとしては上々ではないでしょうかね。
 
        屋不億に出ている単独ホイール以下の値段で購入できました。
 
        これで、ホイールは勿論、エンジンも、ブレーキ関係も手に入った事になりますので
        少しは改造して遊べそうです。
 
        やはり ”思いたったが吉日” って本当にあるんですね。
 

 
         これくらいの錆なら何も問題ないですね。
 
         早速 移植して移動をスムースにさせたいと思います。
 

 
          と言う訳で 取り合えづは部品が確保できましたので後は気の向くまま
          いじって行きましょう。
 
          そうそう 4本とも朽ちているタイヤ(3.0-8)のタイヤも格安の物が
          4本入手できました。
 
          これで足回りはきれいになるでしょう。
 
 
          解体屋さん ありがとう!!
 
 
ではでは
 
 PS    
         DJ-1 を探していて 少し昔の事を思い出しました。
        
         昔 HY戦争(HONDA・YAMAHA) と言うのがあり ヤマハのJOGが結構
         売れておりました。
 
                   そこでHONDAは ”打倒 JOG” の頭文字をとって DJ としたとかって
         聞いた事がありますが、本当かウソかはわかりませんがね。
 
                   それにしても ほんとうにこの頃はバイクが良く売れておりましたヨ。
 
 
 
 

サンダーバードか? ロールスロイスのヘッドライト点灯せず

 
       おおッ!! このマークはかの有名なロールスロイスではないですか。
       ついこの間 未来館での ”サンダーバード博” で見た事がありますぞッ。
 
       知人から ヘッドライトが点かないので見てくんない?
       と連絡があり 行ってみたら このマークの車でした。
 

 
       症状は ”ヘッドライト点かず” で ”パッシングは点く” との事
 
       すでにヒューズBOXは開けられ大凡の悪い所はチェックしてありました。
 
       勿論 この手の車は見る事はあっても触って、修理する事は恐らく一生ない
       と思っていたので興味津々で見させてもらいました。
 
       取り敢えずエンジンの音を聞かせてもらいました。
       6ℓのエンジンのアイドリング音は低く唸る様な音で、、、、、この音、良いですねエ~。
 

        ヒューズBOXはハンドルの真下にありこの様な配置になっております。
        国産の一般的なものと少し様子が違いますね。
 

       私もこの様なものを修理するのは初めてなのでどの部品がどのような機能を
       持っているのか判らないまま診断しました。
 
       R・Rのヘッドライトの安全対策はこの様な構造を持った物がヒューズに直列に
       入っている様で
 
       過電流が流れるとバイメタルの遮断SWが働き電流をカットする様で、トーション
       バネはリセットする為のものと理解しました。
       
       このSWは小さなBOXに3個配置されておりバネが付いているのは2個だけでした。
 
                *後で分かった事ですが3個ともバネが付いておりました。
 
       一個はバネのセンターが溶解しており、何らかの原因で大電流が流れたものと思わ
       れます。
 
       配線図が無いので推測するしかないのですが色々カットアンドトライで進めることに
       しました。
 

         上の写真の部品は3個並列に配置されており、溶断したSWを仮に繋げて
         試した結果、どうも3個シリーズ接続に接続させないとヘッドライトが点灯し
         ないと言うところまで判明しました。
 

       R・RのSWBOXには不思議な部品もあって 相当な電流を扱うには相応しくない
       針金をからげただけの部品があります。
 
       これがオリジナルなのか後から仮に組んだのか私には解かりかねました。
       ただ、ここが接点不良だと他の機能(例えば クラクションが鳴らない)が確実に
       働かない事が確認の結果わかりましたので必要な部品なのでしょうね。
 
       私にはヒューズがあるから不要なのではないかと思っておりますが、英国の知恵
       を熟知している訳ではないので今の所、、、、、必要だから付けているのだと理解
       しています。
 

       
       推測では3個のSWをシリーズに接続すれば ”点灯するはず” の通り 
       一瞬ではありますが ヘッドライト は点灯しました。
 
       しかし、点灯せず の真の原因がわからないので何故 一瞬でヒューズが
       溶断したのか判りません。
 
       結局 半日ちかく格闘しましたがヘッドライトはその後 一回も点灯しませんでした。
 

         R・Rのヘッドライトの ハイ・ロービームの切り替えは 左足で切り替えを
        行う様になっています。
 
        私は どうもこの辺の配線が怪しいと睨んでいるいんですが、何しろこのSWを
        外して見るだけでもアチコチの部品を外さないと見れない様ですし
 
        とりあえず今日は惨敗です。
 
        クローザー上原投手の様に最後はビシッと決めたかったですが今日はここ
        までです。
 
  <今後>
 
      ・どうも電流の経路やセーフティー回路の溶断と言う事を考えると、ハイ・ロー
       切り替えのフットSW辺りが、、、、やはり怪しい。
 
      ・ここはフットSW周りを調べて見たい
 
       
       私には珍しい車でしたが、何しろ呼び知識不足していてどうにも先に進めません。
 
       何らかの手段でこの手の不良事例を調べたいものです。
 
       多分 事例は結構あると思います。
 
 
       英語で検索すれば何か出るかも知れませんね。(英語は勿論苦手です)
 
 
  ではでは  
 
  PS    R・Rの取り扱い説明書です。
 
        さすがに取り扱い説明書まで豪華ですよね。
  

          ヒューズの解説
 

        取り説の写真と実物は少々違ってました。
 

 

アビー3?  おオ~ 一つ目アビーが我が家に来たゾッ!!

 
          バーアンドルアビーアビー4をいじっている最中ですが、また新たなアビー
         を向かい入れてしまいました。
 
         アンティークショップのI君から電話で ”アビーがあるので持って行きます” 
         との連絡あり。
 
         希望だった丸ハンドルと言う事でしたのでボディーの割れやホイールの腐り
         も有りましたがこれも何かの縁と思い購入した次第です。
 
         一通り見渡した限りでは復活出来そうな雰囲気でした。
 

 
                  一番の重症箇所はこのドアヒンジの割れと腐りですね。
 
         その他は年式相応って所でしょうか。
 
         どうやって直そうか、、、、、、、。
 

 
        ホイールは腐りFRPは割れて、外も中もカビ(コケ?)が繁殖してます。
 
        まっ これくらいであれば上々でしょね。
 

         走行距離はまだ見てませんが、ごらんの通りの汚れ具合です。
 
         やはり丸ハンドルの方が車らしくて良いですね。
 

          鍵などは当然ありませんので何とかせねばなりません。
          タイヤっも4本 ぺちゃんこです。
 
          ただ外観的にはぶつけた様な跡もなく比較的良好です。
 

        
       このままでは可愛そうなので早々と洗車してしまいましょうね。
       やはり水洗いが基本です。
 
       タワシでゴシゴシ洗います。
   

        
        洗車のあとソフト99で磨きあげましたので少し艶が戻って来ました。
 
        ドアキーはアビー4のものを挿しましたら 何と回ってしまいました(ラッキー!)
 
        エンジン、燃料、リアハッチキーは残念ながら適合しませんでした。
 

         
        アクリル製の窓も2枚とも割れてますがここは平面のアクリル板ですから
        修復は簡単でしょう。
 
        サイドミラーのクリック感は私のアビー4より良い感触ですよ。
 

       
       一生懸命磨いておりましたらいつしか陽も落ちて来ました。
 
       もうあの来た時の見窄らしい面影はありません。
 
              とり合えづ外観は綺麗になりました。
 

       
       内部の掃除は明日ですね。
 
       水銀灯の光がフロントガラスに反射して綺麗です。
 

 
          ”アビーはバス路線、鉄道路線の少ない北関東には結構な台数が出たん
          ですよ”
 
          と タケオカの営業(専務さん)さんが富山工場を訪問した時に言っており
          ましたがこうやって集まってくると、、、、本当にそうかも知れませんね。
 
   さてこれから
 
      ・アビー4のエンジンはAF18でしたが、これは何でしょうかね。
 
       ホンダ タクト のエンジンではないかと I君が言っておりましたが、、、、。
 
      ・エンジンだけは直ぐにでも回したいですね。
 
      ・ドアヒンジの修復も早めにやりたいです。
 
 
       まあ~ 気の向くままですね。
 
 ではでは
 
 
 
 

台風の怖さ   身近で起きた災害  土砂崩れ

 
        先日は10年に一度の大型台風と言う事でしたが、 何時もの事なので
        なあ~に 少し雨風が強いくらいで通り過ぎるだろうと思っておりました。
 
        しかし ニュースを見て大島の規模の大きさにやはりそれなりの規模で
        あったと再認識いたしました。
 
        今回の台風で災害に遭遇された方達には心から謹んでお見舞申し上げます。
 
        さて 私は親戚、兄弟、知人、友人なども含めて災害にあったと言う事が無い
        人生でした。
 
        しかし、先日の台風でカミさんのお姉さんの嫁ぎ先の家が土砂崩れに遭ったと
        の連絡を受けました。
 
        場所は香取市で相当な雨であった様です。
 
        朝方4時ころドスンと言う音と共に裏山が崩れ土砂が家屋にまで迫ってきたと
        言います。
 
        一人暮らしのおばあちゃんは心細かったと思います。
 
        これはお手伝いに行かなければと今日1日中 親戚の家の復興作業に追われ
        ておりました。
 
                   先ほど自宅に戻りこのブログを書いてます。
 

 
       幸い土砂は家屋の中までには至らなかったのですが雨戸は開かないし
       庭一面が土砂で埋まってしまいました。
 
       すでに専門家が視察し危険の度合いを調べてくれてあり
 
       まあ~ これ以上は滑ってこないであろうとの事から、柱が土砂に埋まって
       おりましたのでそれだけでも取り除いた方が良かろうとの事で
 
       スコップ、ノコギリ、せんてい用鋏み、軍手、その他気の付く限りの救済道具を
       もって出かけました。
 

 
     実はこの傾斜での土砂崩れはこれで三度目だそうで、家人はさすがに
     引越しをも考えているそうです。
 
     この右側も土砂崩れでこの下には大きな犬小屋があったのですが半分埋まって
     ました。
 
     犬はすでに亡くなってましたので直接の被害はありませんでした。
 
     その日は大雨が降ってきて斜面から出る地下水が当初は透明の湧水だったものが、段々
     と砂混じりの様相になり、朝方についに崩壊したそうです。
 
     また ここの家人には昔からの言い伝えで滑る時にはそこに強い風も影響していると言われ
     ているそうです。
 
     これは推測ですが斜面に植えた松などに強烈な風が当たり、木を揺らし表層部分への
     滑りを加速させたのではないでしょうか?
 
     この家は高台の方に位置するので下からの突き上げる様な風を受ける様な構造になって
     ます。
 

 
      縁側の土台が土埋もれているのでせめてここだけは土砂を取り除こうと作業を進めました。
      幸い雨戸を締め切っていたためにガラスは破壊されずに済みました。
 

     
     掘って見てわかったのですが
 
    ・地滑り止め用の土嚢(どのう)が沢山ありこれが中々出てこない。
     クワも突き立ちません。
 
    ・芝系の木が沢山あり移植ゴテの様な小さものでないと枝が邪魔をして土砂を掘れない。
 
    ・土砂はかなりの水分を含んでいて長靴がが埋まってしまってスコップの作業がし難い
 
    ・画面で見れば簡単に引っこ抜けそうな木ですが複雑な形状の枝は引っ張ったくらいで 
     では絶対に抜けません。
 
    ・これが晴天下ならできたのですが、雨天であれば作業は数倍もかかるでしょうし、炎天下
     であれば体力の消耗が激しく作業は滞おるでしょう。
 
    ・今回はすでに二次災害は起きないと想定できましたが、地盤が緩んで(水を含んで)
     いる場合は水が抜けるまで72時間くらいを要するらしいのでその間は復旧作業はできない
     事になります。
 

      
      朝10時から始めて 3人で掘ってやっと20cm幅の空間が3mほど確保できました。
 
      この様な作業は初めてでしたが、水、土砂災害の困難さを初めて知りました。
 
      スコップを片手にホイホイと捨てる様な訳にはいかんのです。
 
      移植ゴテで枝と枝の間の土を取り除き、ノコギリが入るスペースを確保して
      やっとノコギリが使えます。
 
      しかし、生木ですから思うように切れません。
 

 
      ここの家の裏には斜面がまだ残っており、次の災害の予備軍として存在します。
 
      何とかせねばと家人は言っておりました。
 
      台風27号が気になります。
 

 
     幸い今回は家屋の倒壊、けが人など居なくて幸いでしたが、ほんの数秒間でこの
     様な事故が発生してしまい、人知が及ばないほどの災害になる事も多いです。
 
     温暖化がすすめばもっと台風の数、勢力が増して来ます。
 
     山(斜面)や川の近くや下流などに住まわれている方は日ごろから身の安全を確保
     する手段を考えておいて下さい。
 
     高い波や増水した河川なども絶対に見に行かないで下さいネ。
 
 
     危ないと感じたらまず逃げましょう!!
 
     命があれば後は何とかなります。
 
 
 ではでは
 
 PS   香取市に向かう途中の 布佐駅周辺 でもこの様な冠水があり通行止めでした。
      ここは3年前の東北の大地震で大きな損害(液状化現象で家屋が沈んだ)
      があった場所で地盤が沈下したのか地震以降初めての冠水だそうです。
 

 
 
 
 
 
 

ダイハツ ミゼット ワイパーモーターの修理  その後

 
        修理依頼されたミゼットのワイパーモーターは回転子の巻き線コイル
        のレアーショートが原因で過度の電流によりヒューズの切れ、回転不良
        になっていました。
 

 
         その後何とか修復できないかとあれこれ知恵を絞って見ました。
 
         結局 回転子は手持ちグラインダーで取り去りました。
         軸のみ残して使用する算段です。
 

       このスペースに何が別のモーターを組み込んでしまおうと言う計画を立て
       候補になるモーターを色々検索し、手持ちのモーターも色々試して見まし
       が 帯に短しタスキに長し で
 
       この際に初めて ラジコン専門店に足を運んで部品散策して見ました。
       またDCモーターの分野は全くの素人なので店主にいろいろ質問し入門偏程度の
       知識は得られました。
 
       分解したワイパーを持ち込んでの質問でしたが、当初なかなか分かってもらえず
       苦労しましたが快く説明して頂きました。ありがとうございました。
 
       結局店主のアドバイスを聞き パワー、耐久性、コントロール性、大きさ、入手の容易性、
       などでラジコンヘリ用の ブラシレスモーター に着目しました。
         

 
        この様な  モーター+アンプ であればワイパーの振り速度も
        制御でき 一石二鳥 と思い依頼者に確認した所
 
        既存で使えそうなワイパーモーターが色々あるとのことで費用が嵩む今回の
        改造は断念しました。
 
        入力 DC12V ですし KV:1V上昇毎の回転数も1000rpmと言うもので
        何とか使えると思いました。
 
        まあ~私の知らない間にモーターや電池(小型、軽量、大電流と)はものすごい進化
        してるんですね。
 
        このモーターの軸と従来のモーターの軸をプーリーとゴムのOリングとで
        繋ぐ計画でした。
   

        と言う事で 無理を言って依頼者から研究用に壊れたモーターを頂きましたので
        これはのちのち私の道楽として楽しみます。
 
  <ミゼットのワイパーモーターの代わりはあるのか?>
 
   1)アマゾン
    独立式 電動ワイパーモーターキットなるものがアマゾンから7600円程度で出ていました。
    構造も旧ミゼットと殆ど変わってません。
 
    ワイパーモーター+ブレードでこの価格ですから結構安いのでは?
     
   2)あのトウクトウクに使用されているワイパーモーター
 
     トゥクトゥクカスタムパーツ & ダイハツZMエンジンパーツなるHPがありここにワイパー
    モーターが記載されています。
 
    たぶん アマゾンのものと同じ? こちらはモーター単独の出品でした。
 
   3)AFI
     ワイパーモーターセット AFI-STD  3点セット 12V 軸長63mm 拭角110度
     これもアマゾンと同じですね。船舶用だからか何故か 24000円と高価です。
 
     構造も殆ど上記 1)、2)と同じかと推測します。
 
 
   4)アビー用のワイパー
      
     試しに私のアビーのワイパーモーターを確認しましたら似た様な形をしてました。
     型式、メーカーはまだ把握してませんが これも基本的構造はほとんど同じ様です。
 
     Web検索ではアビーのワイパーは歯車が割れてしまう事が多い様ですが、金属
     製の歯車に交換したあっぱれな方もおりました。
 
     現行で販売されているこの手のワイパーの構造はほとんどこの構造と変わっていない
     様です。
 
          旧ミゼットの歯車はベークライトですがアビーのものはジュラコン製ですので割れやすい?
     成型時のフローマークか何かが原因でしょうか?
 

 
     と言う事でこの手のワイパーは結構あるもんだと思いましたネ。
 
 
     ただ 改造して復元すると言うのも何か楽しそうですよね。
 
     最近のものはパワーUPされ、ストッパーSWも付いているのでオリジナルにこ
     だわらなければ取り替えた方が良いかも知れませんね。
 
 
 ではでは
 
 
 

アビー  焼き付き寸前 リベンジ開始

 
          ボアアップしたアビーでしたが 調子こいて焼き付き寸前になってしまって
          あれからズーッと放っておいたのですが、部品も徐々に集まってきました。
 
          今日は朝から いい天気でもあり重い腰を上げました。
 
 
  先ずはジャッキアップです。
 
  既に搭載してあるエンジンの補助機器を取り付け これから焼付き対策を色々講じます。

 
        今日のスケジュールは
 
        ・ハイプーリ、強化ベルトの取り付け
        ・オイルの吐出量を増大させたオイルポンプの取り付け
        ・キャブ:メインジェットの番数を上げたものを装着 ♯85 → ♯105
 
        焼き付き寸前のエンジンは対策として鉄シリンダーの83CCのボア版を購入し
        たのですが、やはり焼き付いたものを同じシリンダーを購入しセッティング条件
        を変更してのリベンジを計る事にしました。
 
 
        理由としては焼き付きの原因が何か明したいとの理由からです。
 
     
 1)ハイスピードプーリーはこれを使用します。
 
   前回ではやはり最高速付近ではエンジンを回し過ぎの感がありますので少しでも
   回転数を下げる意味でこれを使用します。 
 
   ウエイトローラーもだいぶ減っていたので付属のものを使用し様子を見ます。
 
   強化バネは今回使用しません。

 
   ウ~ン 新品の部品はきれいで良いですね!!
 

 
       強化ベルトも取り付けます。
 
       オリジナルより若干短い様です。
 

 
 2)オイルポンプのオイル吐出量UP作戦
 
   オイルの吐出量をUPさせるには 回転数を上げる、パイプを太くする、など色々
   ある様ですがカムの位置を変化させることで可能らしいのでこの方法を採用しま
   す。
 
   右側のカムを削ると要望が叶うそうですのでグラインダーで削り落とします。
   

 
       削ったカムを取り付けます。
 
       どれくらいUPになるのか?????
 
       分かりませんのでカットアンドトライで進めます。
 
       50CCから78CCまでUPしたのですからやはりオイルの量もUPするべき
       ですね。
 
        中に見える丸い部品が前後してオイルの吐出量が決まり、今回カムを削った
       事で前後の移動量が多くなりました。
 

 
   3)キャブ メインジェットの番数を上げる
 
      Dioのノーマルのメインジェットは♯85らしいんですがボアアップに合わせて
     今回は♯105番を選択しました。
 
          これはアビー乗りの方からのアドバイスをそのまま試して見る事にします。
 
     今回購入したKITは ♯85~♯110まで揃ってます。
 

     
      ♯105 を装着したところ、、、、スロージェットはノーマルのままです。
 

 
      ボディーが邪魔をして中々思う様に作業が進みませんが
      キャブも取り付けました。
 

       
       これで必要な対策は全部完了です。
 
       明日は配線とオイルポンプの動作確認です、オイルポンプは空気を吸ってしまうと    
       中々大変です。
 
       うまくセッティングが出ると良いのですが、、、、、、、。
 
 
   歴代のシリンダーとピストンです。
 
   左からノーマル 50CC 78CC 83CC です。
   前回焼きついたのは真ん中のアリミシリンダーです。
 
   今回も同じボアーのものを購入しました。 83CCはまた別の機会に使用する事に
   しましょう。(こっれで クランクやコンロッドは平気なのでしょうかね?)
 

         ピストンを比べると大きさの違いは一目瞭然ですね
 
         さて
 
         今度はなんとか焼きつきだけは避けたいですね。
 
         明日はエンジン始動と試運転まで行きたいです。
 
         最高速とか、燃費とか、振動とか、焼け具合とか気になりますね。
 
         そうそう ヘッド近辺の温度を直接みたいのでセンサーを作りたいと思ってます。
        
        ・安価なデジタル温度計があるのでそれを利用する。 確か300℃まで測定
         可能なヤツです。
 
        ・センサーはキタコ、、、、だったかな? アルミ製でブラグとシリンダーヘッド
         の中間に挟んで使用するパーツが出てました。
 
         ここにセンサーを埋め込むと出来るらしいですので興味津々です。
 

 
 
 
  ではでは
 
 
 
 
 

CV1のサイドミラーはキャビーナ製

 
           CV1のサイドミラーはこのアビーと同じ様な形状ですが現在
           私のCV1にはもうこのタイプは付いておりません。
 
           と言うのもこの手のタイプは古くなるとクリック感が無くなり
           走行中にドンドン首がうなだれて来ます。
 
           数百メートル走行毎に正常の位置に戻してやるハメになります。
 
           このアビーもそうですし、入手したCV1もそうでした。
 

 
            そこで何か変わりになるものを探していた所、キャビーナの部品が目に
            入りました。
 
            そこで取り付けてみると さほど違和感がありません。
            ミラーの面積が小さいのでオリジナルよりは劣りますが、まずまずのフィット感
            です。
 

 
        もう だいぶ前に取り付けたので
 
        新たに穴を空けて取り付けたのか、よく覚えていませんが
        ポン付けで取り付いた様に記憶してます。
 
        何故か穴位置もピッタリだった様な、、、、、、、、。
 
        FRPボディーなので間にゴムのクッションを入れてます。
 
        私は自分の車などには無頓着でこのようにはみ出ていてっも気になり
        ません。
 

 
         このキャビーナのサイドミラーはおりこうさんで この様に内側に倒れこみます
         のでちょっとした気遣いをする時には有効です。
 
         しかも ちゃんとクリックします。
 
         ただ 間接の骨格が丸見えなので何とかしたい所です。
         

 
          運転席から見ると こんな感じ
 
          見える視野はやや狭いですが まあまあ 機能してますので良しとします。
          私が日常で使用している段階では問題ないです。
 
          あと1.5倍くらいの広さは欲しいですね。
 
          屋不億でも2000円前後でありますので もしオリジナルのミラーの使い勝手が
          悪い場合はこの手もありますよ。
 

    
       なんかメカメカしくて良いですね。
 

        古い車を維持して行くには2通りあって
 
        ・できる限りオリジナルにこだわる
 
        ・積極的にモディファイして楽しむ   私はこちらです。
 
 
         キャビーナ以外にももっとフィットするものがあるかも知れません。
 
 
  ではでは
 
 
 
 
 

5極管アンプの改造 6AR6をMOS-FETでドライブする

 
         真空管アンプを作っていてもふと寄り道したくなる場合があります。
 
         以前から気になっていたMOS-FETによるソースフォロアーでのドライブ方式
         です。
 
         使用するMOS-FETはマルツパーツからすでに購入済みですので後はトライ
         をするだけなんですが中々SWーONにならず放っておいたのですが、、、、、
 
         秋になり少し涼しくなって来ましたのでやって昨日、今日と2日間でやって
         見ました。
 

 
       半導体使用と言っても マイナス電源が必要な事から 一から作るのはシンドイ
       ので何かのアンプを改造して見る事にしました。
 
       うまい具合に昨年 作成した6AR6のシングルアンプがありました。
 
       これは6U8Aの3極管部を使用したカソードフォロアーでマイナス電源も完備して
       ますので今回のトライには好都合です。
 

 
          下の写真が改造する前の配線の様子です。
 
          このアンプは6AR6の音なのか何か硬い音が気になっていましたので
          良い方向へ改善できればラッキーです。
 

 
        不要な部品はさっさと取り外し新たな回路で使用する部品を並べて見ます。
 
        本来 FETの 2SK2700 は相当な熱をもちますのでヒートシンクが必要で
        すが、私のアンプはアルミ板に東芝端子を並べて作るので、ここの2SK277
        をビスでベタ付けします。
 
        恐らくこれくらいの面積があれば冷却には困らないだろうと見込んでます。
 
        VRの取り付けにはまたのホーロー抵抗の取り付け金具を使用しました。
 
        コイツは結構使い道がありますね。
 

 
       アチコチに穴が開いていてみっともないのですが何とか2SKが固定出来ました。
 
       有り合わせの抵抗を使用してますので不必要に大きなものを使ってます。
 
       なにせ取手から秋葉原は遠いのでなかなか部品を買いに行ってられません。
 

 
       改造する部分はここだけなのですが
 
       結局 6U8Aを12AX7にしSRPP故にヒーターバイアス回路を増設したり、ヒーター
       結線も変更で結構時間がかかりました。
 

 
      今回改造した片チャンネル分はこんな感じになりました。
 
      やっつけ仕事なので半田付けの仕上がりが悪いですね。
 
      これで6AR6に必要なバイアス電圧 -30V が設定出来ました。
 
      SW ONでFETは手で触ってほんのり暖かいくらいですので無理な動作
      では無いようです。
         
 

      こんな小さな部品であの深いバイアスが必要な300Bも簡単にドライブできるそうです
      のでこの部品を見るたびに
 
      なんであんな大げさな回路が必要だったんだろうと思ってしまいます。
 
      真空管のアンプに半導体を使用する事に違和感を覚える人も多いと思いますが、
      私は一向に平気です。
 
      但し眺めて楽しい部品じゃないので黒子としての存在は認めるってところですね。
 
      だからトライして見て確かめる必要があるかと思い今回チャレンジです。
 
      何でも試して見ないと分からないですよね。
 

        2SK2700は一個200円
        6U8Aは1200円くらいだったかな?
 

       
                これで今回のトライでの配線はすべて終了。
 
       NFB用の抵抗はヒアリングで決定したら固定します。
 
                あんなにあった部品がこんなにスッキリとしました。
 

  <音を出して見た>
 
       いつもながらこの瞬間はドキドキします。
 
      ・最初はNFBの抵抗を繋げないで鳴らして見ました。
 
       当然ですが音が荒く、低音がボンついてますのでこのままでは使用できないと判断しました。
 
      ・NFBの量によってドンドン音が変化して行きます。
 
       最終的に6KΩの抵抗を入れ少し落ち着いて来ました。
 
       ただ高域の角が丸くなっている感じがしますのでここはもっと微調整が必要だと
       思っております。
 
       段階では早計ですが、6U8Aのカソードフォロアー時に比べて ”硬い” と言う
       印象だった6AR6が少し柔らかくなりました。
 
       低域の押し出しもこちらの方が良いように思います。
 
       これは2SK2700ドライブが原因なのかどうかは分かりませんが、私が好ましい
       と思う方向へは来た様です。
 
       6AR6は-30Vのバイアスで58mAの電流が流れており、プレート電圧が324V
       ですのでプレート損失は19W以下なので6AR6には楽な動作だと思います。
 

 
          ”Hi-Fi” なんて言葉はもうほとんど聞かなくなりました。
 
         私の場合 ”Hi-Fi” は私の記憶にある良い音と合致すれば それが
         私にとっての ”Hi-Fi” だと思ってます。
 
         その意味から言えば今回の改造は 質の向上があって 私にとって ”Hi-Fi” で
         あると言えますね。
 
         ただしこれはあくまで主観の話ですので 話 半分 いや 1/4 くらいと思って
         下さい。
 
         改造前の6U8Aのドライブの時と明らかに音質が異なります。
 
         しかしこれは水の 味を説明して見ろと言うのと同じで、評論家の様に上手い言葉
         が出てきません。
 
         いつも音のチェックをする際に オスカー・ピーターソンのベースを弓で弾くあの名曲
         のトライアングルが  ”チイーーーーーンッ”  と綺麗に余韻が残るかも一つの確認
         行為として行っておりますが
 
         改造前と比較して綺麗に伸びて聞こえます。
 
                    その他
 
         ・山崎ハコの ”織江の唄”  良いですねエ~。
         ・山本潤子 伊勢正三の ”青い夏” かア~ッ 良いですねエ~。
         ・グラシェラスサーナ ”アドロ”
         ・民謡 ”秋田荷方節” 三味線 唄 どれをとっても素晴らしい。
         ・民謡 ”南部磯節”  篠原さんの若い頃の唄 良いですね。
          ・ボレロ YOUTUBEからダウンロードしたボレロ  すごく良いです!!
          performance of Ravel's Bolero by the orchestra directed by the Dutch
          violinist and conductor Andre Rieu.
 
 
 
         今回の改造ではどれも改造前より一段と晴れやかに聞こえます。(気のせいかも知れま
         せんがね、、、、)
         
 
         今後は300Bや245、801A、71Aなどもこの方式でやって見ようかと算段してます。
 
         特に801A(VT62)は何時も裏切られて来たので決着をこの回路で付けたいですね。
 
 
 
 
  ではでは
 
 
 
 
 
 
 

CV1のワイパー

 
                   嫁さんがCV1に乗っていると言う ”あっぱれな方” からワイパーについて
         質問がありましたのでこれは嫁さんの為にも無視できませんので早速投稿
         です。
        
                   さて私のCV1もワイパーゴムが劣化でヨレヨレ、ボロボロ状態で視野が
         30%くらいしか確保できなくなりましたのでしょうがなくゴムの交換を決意
         しました。
 
        所が何が適合するか分かりません。
 
        こう言う時はカーショップに行って現物を確かめるに限ります。
 
                  近くの ドライバーズスタンドに行って見ました。
 
        陳列棚にイヤイヤ有るわ、有るわどれを選んで良いかまったく分かりません。
        頼りは ワイパーの全長が400mmくらいだって事だけでした。
 
        結局 エイヤ で決めて来ましたので型番も忘れてしまいました。
 
  これはすでに交換した後のものです。

 
              さて付けようと思って見た所 CV1のオリジナルと取り付け方が全く
       異なり、ポン付けと言う訳には行きませんでした。
 
       商品は開封してしまっているので返却する訳にも行かず
 
       そこで何時ものように解決案を練ります。
  

       ゴムを止める方法は各種ありますが、CV1はこの様に爪を折り曲げて
       いたので何とかこの爪を活かそうと思い
 
       購入してきたワイパーの使える所だけ外して再度爪を折り曲げ固定し
       現在に至っております。
 
       もちろんポン付けできる商品も探せばあろうかと思いますので、できれば
       探された方がよろしいかと思います。
 

      
      さて交換したゴムはCV1の局面ガラスにフィットしたのか?
 
      残念ながら下に行けば行くほど隙間が多くなり、左右の下部は雨を拭い
      切れません。
 
      また真ん中の少し右上にも少し水滴が残ります。
 
      しかし実際にドライブして見ても視野範囲は少し狭いものの実用上まったく
      問題無いのでこのまま補正なしで今日に至ってます。
 
      本音としてはもう少し曲面にフィットさせるべきかなとは思ってますけどね、、、、。
 
      それよりもこのCV1は内側の曇りの方が重大問題ですよね。
      雨の日はタオルを左手に持って大忙しです。
 

    
       今朝 ワイパーで水滴を拭った所です。
 

                 いろいろ不具合の多いCV1ですが
 
        末永く大事になさって下さい。
 
        大した参考にもなりませんでしたね。
 
        アビーのワイパーなんか合うかも 今度やって見ます。
 
 
 ではでは
 
 
 
 
 
     

ダイハツ ミゼット ワイパーモーターの修理  観察編

 
                 旧車をこよなく愛する知人から修理依頼です。
 
        送られて来た梱包を開封するとこんなモーターが現れました。
 
        各部のRが何とも優しい風情ですね。 ミゼットのワイパーモーターは
        初めて見ました。
 

 
          さてこれから観察です。
 
        先ずはメカ部分から
 
        各部のガタ、摩耗、変形、グリスの変色、グリスへの金属の混入、各部品の
        変形や摩耗、部品の欠落、ギアのカジリ、欠け、手で回した時の感触
 
        などなど目を皿の様にして観察です。
 
        結果 ここの機構には問題ないと判断しました。 
        

            
        続いて電気的なチェックです。
 
        先ずはブラシの摩耗度合いですが、思ったより減っておらずここは合格でしょう。
 

       続いてコイルの外観的な様子です。
 
       特に焼けた様な部分もなく正常そうに見えます。
 

 
       続いてコンタミ部分です。
 
       おやおや???? これはなんでしょうか
 
       あるはずの半田がなく、リード線が浮いてますね。何らかの原因で溶けたので
       しょうね。
 
       これは合計二箇所ありました。
 
       また他の箇所も半田の量が少なくなっていました。
 
       結局 融点の低い半田の所にしわ寄せが来たんでしょうね。
  

 
        そこで半田付け直しをして DC 12Vで回して見ました。
 
        ・コンタミとブラシの間から猛烈な火花が飛び、煙が立ち
        ・ローターはかろうじて回ってます。
        ・長時間は無理なので直ぐに中断です。
 
  推測   たぶん回転子側のレアーショートでしょう。
 
        事実 この後 端子間抵抗を測ったところ 1.1Ω~2.7Ωと低く、これでは
        勢い良く回るほ磁力は出ませんわね。
 
        ちなみに固定側の直流抵抗値は49.8Ωでしたのでこちらは正常でしょう。
        事実ローターも回っているので。
      

      
  推測
        今までこの手のワイパーの故障は遭遇していないのですが
 
        多分 ストッパーの故障か何かで常時モーターに電圧が掛かる状態が続いた
        のか、雨天以外にワイパーを使用し、モーターに極端な負荷が掛かりその結果
        コンタミ部分に過大電流が流れ半田が流れるほどの温度上昇に至った。
 
   ブラシの摩耗は思ったほどではなくまだまだ使用可能でしょう。  

 
    <今後の修理>
 
       ・隣町にモーターの巻線加工をする所があるので修理可能か?
         修理費用は? などの確認をしてみる
 
       ・オリジナルのモーターを見つける →持っていても手放さないでしょうね。
    
       ・同じ頃の年代(例えばスバル360など)で代替えとして使える部品がないか
        調べる。
 
        この様なモーターは汎用製のある場合が多いので年式の近い車で使える
        ものがあるかも知れませんね。
 
       ・既存のモーターを改造し付ける
 
        外観はそのままでモーターのみ交換(改造)、、、ちょっと難しいかも。
 
       などなどありますが 先ずは修理可能かどうか確認して見ます。
 
 
       私はあまりオリジナル部品にこだわりが無いのですが、人によっては
       オリジナル以外は偽物と断言する人もいますのでこの分野は難しい
       ですね。
 
 <追記>
 
 依頼者より情報がありました。
 この手のワイパーモーターは下記URLで販売しているそうです。
 オリジナルより強力になったと記されてました。
 
   http://www.geocities.jp/news0001jp/parts.html
 
 
  ではでは
 
 

楽しい解体屋めぐり  甦れ!!  Phoenix70  電源部の作成編

 
        サンダーバードではありませんが Phoenix70 救出作戦進行中です。
 
        昨日は出力トランスを配置するところまで漕ぎ着けました。
 
        まあ~ 手持ちの部品を総動員したので何とか収まりました。
 

 
        これから配線をボトボチと進めるに当たっては基礎となる部分(電源部)が
        成立していないと進められませんので今日は電源部をいじる事にします。
 
        と言ってもサイフの事情から考えても新しい部品をおごる訳にも行きませんので
        外した部品が生きていれば(安全であれば)積極的に使用する事にします。
 
        電源部で一番使いたい部品はコンデンサーです。
 
        たがが4個~6個くらいと思われるでしょうが、秋葉原でこの手の部品を買って
        見て下さい
 
        手のひらにちょこっと乗るくらいでも目玉が飛び出るほどの出費を強いられますヨ。
 
        従ってこの古い電解コンデンサーも容量抜けがなければ使用する事にします。
 
        幸いキャパシターテスターで測った所、少しのバラツキはあるものの使用には十分
        耐えるものと判断し使用決定です。
 
        東電の汚染水漏れに比べりゃ容量漏れなんぞは可愛いもんですよね。
 
                  同じ電源でもこっちの方がよほど神経を使っていると思います。
 
        現場の方には大変失礼な言い方ですが、東電の姿勢への言葉と捉えて
        下さい。 現場は大変だと思います。
 

 
       幸いオリジナルのコンデンサーは取付金具を使用してますので何とかこれを
       活かそうと思います。
 
       しかしオリジナルのコンデンサー取付金具はこの様に長くて、このまま流用するには
       少々不便なので加工します。
 

 
       取付金具を鉄ノコで分割し最適な場所を見つけやすくしました。
 
       小部品の方が取付の自由度は大きいですからね。
 

 
       既存のネジを流用するために取付金具に追加の穴を開け、なるべく増幅回路の
       邪魔にならない場所を点々と探して行き着きたところがここでした。
 
       これなら前段、ファイナル段の配線をする際の邪魔になりません。
 
       倍電圧方式ですからここの空間に2個のダイオードと幾つかの抵抗を収めれば
       済んでしまいます。
 
       最近ではマッチ棒の先くらいのダイオードでまかなえるでしょう。
 
       それに物凄く安いですよね。
 

 
        今度採用する回路は前段がEF86(6267)ですので既存のヒーター回路では
        点灯しませんので 4、5番端子へ配線を変更し、オリジナルの12AT7は今後
        使用しないので配線しません。
 

 
      何とか収まりました。
 

        
        オリジナルのコンデンサーが無事だったので一応全部配置して見ました。
 
        こんど採用する回路はデッカデコラに採用された回路を見つけましたので
        それを採用する予定です。
 
        これは ”管球王国” に是枝さんが発表したもので以前から気になっていたので
        今回は良いチャンスです。
 
        特徴としては 
       
        ・入力部に5極管(EF86)使用したハイゲインアンプ
        ・位相反転はムラード型 (ムラードのオリジナルでは前段は3極管)
         是枝さんが言うには5極管の電極間容量の影響が音にでるのではないかと
         の事です。
        ・次段へのドライブはハイμ管のECC83によるドライブ
        ・終段はEL34の3結PP 最初のデコラはPX25だった様です。
        ・終段は自己バイアスで出力15W
 
        まあ~ ここは英国の英知に学んで見ましょう。
 

 
         次回は高電圧回路の配線です。
 
         ここまでやったら一息つく予定です。
 
         Phoenix70 蘇って欲しいですね。
 

 
 
  ではでは

楽しい解体屋めぐり  甦れ!!  Phoenix70

 
           昨日は救出したPhoenix70の分解と適合 出力トランスの選択で
           ほぼ使用するトランスが決まりましたので
 
           早速加工に入ります(毎度ですが せっかちなものでして、、、、、、)
 
  この大きなコアーをどうやって固定するか
 
  一番簡単なのは二液性の接着剤で固定するのが良いのですが、私は金属加工が
  好きなので何か金具をこしらえて対応したいと思います。

 
       取り付け金具に相当する部品をアチコチ探していると
 
       ホーロー抵抗の取付金具が目に入りました。すでに穴が開いているし
       これは使えそうだと閃きました。
 
       いざやって見ると
 
       なんと穴位置までほんの少しの加工でピッタリ合ってしまいました。
       高さ方向も邪魔にならないでピタと収まりました。
 

 
         しかもトランスの取付ネジを流用する事もでき一石二鳥でした。
 
                  アンプ作りを趣味にしている方にはお馴染みの部品ですね。
 

 
         早速シャーシに取付ネジ穴を開け仮に固定します。
 
         おお~ッ! なかなか良いではないですか。
 

 
        コアーボリュームもこれくらいになると決してオリジナルに負けてませんネ。
 
        堂々としたもんです。
 


        ケースを被せて見るとやはりしっくりしますね。
 

         
         前後の隙間のバランスも良さそうです。
 

          リアーの空きスペースも程よい感じです。
 

         一昨日の夜にはこんな状態でした。
 

       
         本当はすべての面を塗装すればもっと綺麗になるのでしょうが
         その方面への執着はあまりありませんのでこのままです。
 

           ここまで来れば後は配線だけです。
 
           どんな音を出してくれるか楽しみです。
 
           オリジナリティーを重視する人から見れば邪道かも知れませんが
           私は所詮 音楽を聴く目的のものだと割り切っています。
 
           アマチュアの思いつきの低い技術レベルのレストアでも楽しめれ
           ば良いのではないでしょうか。
 
 
  ではでは
 
  追記
 
       どこかでこのPhoeniX70の記事を見たよなあ~。
 
       と思って探しましたら 上杉さんの ”管球式ステレオアンプ制作80選 昭和49年” の
       中に記載されており 回路図も記載がありました。
 
       OPT:タムラ製 6.6KΩ NFB専用三次巻線付き 損失:0.4dB
       CH:5H 400mA
       電源:倍電圧方式 170Vから420Vを得ている
       6CA7のプレートには400V バイアス電圧:-30.5V となっている。
      
 
       入力:1.3Vで 6CA7(T)で29Wを得ている。 NFB:24dB
 
       当初は6GB8も選択の中にあった様であるがプレート電流が大きい事から6CA7
       を選んだとある。
 
       また規格表では6CA7(T)のPPでは16.5Wだが12BH7Aのカソードフォロアー
       で25Wになるので迷わず採用したとある。
 
 
    記事の写真は私が入手したものと真空管の配置が異なってますので
    途中で何らかの理由で変更したのでしょう。
 
    こちらの方が後なのか私の方が後なのか気になる所です。
 
    基板配置などを考えるとこの本の写真の方が改良型の様な気がします。
    
    なぜなら6CA7と前段のあいだにOPTがあった方が空間利用率が高いからですが
    どうでしょうか?
 
    また 入力端子と前段(12AT7が間近にあるのでシールド線不要と言うメリットもあります。
 

 
       この作業をしていましたら 映画の ”飛べフェニックス” を思い出しました。
 
       砂嵐で砂漠に不時着し破損した輸送機を限りある資源(素材)を使って再び
       大空に舞い上がり砂漠を脱出すると言う物語ですが
 
       ”諦めない” というコンセプトのこの映画は私の中ではバイブルになっています。
 
       あのエンジンが中々掛からずカートリッジの最後の1本でエンジンが掛かるシーン
       は何時見てもハラハラします。
 
 
 
  ではでは
 
 
 
 
 
 
 
 
 

楽しい解体屋めぐり  こんな物がこんな風に、、、、、、

 
           昨日は解体屋でこんなアンプが危うく鉄と銅にリサイクルされる
           寸前の所を救出して来ました。
 

 
            今日は朝から雨です
 
            このアンプに使用されているOUTはもう手に入らないでしょう。
            だったら活かせる所を活かしてあげる方がこのアンプも幸せでしょう。
 
            っと言うことで早速改造に着手しました。
 
     中身を取り出し 大物のトランスを外します。
 
     ついでなので表面を磨きます。綺麗なチョコレート色が蘇って来ました。

   
        電源トランスの手前のケースを外すと 倍電圧整流用のコンデンサー2個とピッチ
        詰めされたチョークトランスが現れました。
 
        直流抵抗を測ってみると50Ω以下でしたので恐らくインダクタンスは低く、電流を
        沢山流せる様にしてあるのでしょう。
 
        それにしてもこの規模のアンプにしては引き出し線の細いこと!
 

   Before  分解前

  
After 使える部品も無さそうなのでバンバン外しました。

          どんな風に改造しるか楽しみではありますが手持ちのトランスを載せてみて
          全体バランス、回路構成などと照らし合わせ決める事にします。
 
第一候補としては TANGOの大型シングルトランス(30-2.5)で6CA7のパラシングル
大きさもバランスも良さそうですが電源電圧、電流との兼ね合いを考慮する必要が
ありそうです。

 
第二候補 サンスイの古いPP用OPT 一次インピーダンスも5KΩなので目的ズバリ
見た目も良いですね。
 
ただこのトランスは2A3のトランス結合PPに使用したいので迷う所です。
 
ヒーター回路は生きているので所定の真空管を挿して見た所です。
はやり灯が入ると良いですね。
 
廃棄される運命だったものが生き返りました!! って感じですね。

 
第三候補  USA製 一次インピーダンス:5.6KΩ 二次:16Ωなので
何とか使えそうですが何しろデカイ!! デカ過ぎる、重すぎる。
でもUSA製は一度は聞いて見たいですね。

 
        取り付けネジを含んでいるとは言えこの高さじゃあーね。
    まるでスカイツリーが2本立っている様ですよね。
 

      
      Rolandの子会社に  Roland Audio. Development. Corporation と言うのが
      ありますが楽器用のアンプに使用されたんでしょうか?
 
       このトランスは二次側ユニバーサルで使用可能。
       9-10端子を16Ωで使用すると一次側は 5.6KΩ として使用
       できるそうです。
 

 
第四候補 TANGO PP用 50W-5KΩ でかなり昔に買ってコアーだけ取り出した
ものとそれに見合うケースがあったのでこれを載せてみました。

        
      これはなかなか良いのではないですか!
      高さ、幅ともにそんなに違和感が有りません。
 

          

     これは 結構行けそうですよね。
 
     ケースにはギリギリですが、絶縁紙などを使用し収める事が可能な様です。
 

 
              回路は同じく 6CA7の3結で回路は出来るだけ簡潔なPPで行こうと
       思います。
         

          
 
          組み直せばこんな幻想的な灯を灯しながら音楽が聴けると思うと
          何やらニヤニヤして来ます。
 
                    設計者の上杉さんは既に故人となられましたが、将来こんな風に蘇る事
          を願って、、、、予言して
 
          PhoeniX(不死鳥) と命名したのではないかとさえ思ってしまいます。
 
          明日はトランスを載せる所までやって後はボチボチと進めましょうかね。
 
 
  ではでは