2台あるキャビーナの1台はエンジンが掛かりませんので、今日は
晴天なので朝からいじっておりました。
キックをするが掛からない、プラグを外してみる。
あらら! プラグがオイルでびっしょりです。 何故なのか?
2~3度 この様な事を繰り返しましたが相変わらずプラグはビショビショです。
試しにキャブを調べましたが原因は他にありそうです。
このキャビーナが我が家に来た時キャブから猛烈にオイル(2サイクルオイル)
が漏れておりました。
何らかの原因で漏れて来たと思いますので、ここはクランク室にも相当なオイル
が溜まっていると推測しました。
原因は後回しにして、とにかくクランク室に溜まったオイルの除去が先です。
先ずはヘッド外し
ちょっと見えにくいですが、クランク軸のセンター付近までオイルが溜まってます。
これじゃプラグはキックする度にオイル漬けになるはずです。
ここはタオルをクランクの底まで詰め込み、オイルを吸わせて除去します。
完全には取りきれてませんがまずまずの出来でしょう。
さて、シリンダー、ヘッド組立
キック!! 掛かりません、、、、、、、、。
キックの感触とマフラー、キャブからの音が何かおかしい。
ひょっとしたら マフラーかな?
当たりです。 エキパイの入口に息を吹きかけても排気口からは何も
出てきません。これじゃエンジンは掛かりませんわね。
っと言う事でマフラーを焼く事にし
ストーブ(焼却炉)を持ち出し早速 焼入れ です。
しばらく焼くと 口から白い煙が出てきました。
これは内部に絡みついているオイルが蒸気となって出て来てるんですね。
この白い煙が出なくなるまで焼きます。
バンバン燃やします。
やがて白い煙はでてこなくなり 完成間近です。
こんがり焼けたマフラーです。
この後 金づちで軽く叩いて内部のカーボンを落としましたが
非常に少なかったですね。
この状態でコンプレッサーを使用して空気を送ってみると
まったくストレス無しに排気口から出て来ます。
早速 本体に取り付け エンジン始動
やりました!! 快調に吹け上がります。
まったく別物様です。
2台あるので 結局今日は2本のマフラーを焼きました。
後は 耐熱塗料を塗布して仕上げです。
2サイクルエンジンはこれがあるから困るんですよね。
でも 取り付けて2サイクル特有のレスポンスの良いエンジンのレスポンスを
見ると、、、、、良いな!! と感じます。
最近 力が無いなと感じたらマフラーを疑って見るといいかも知れませんね。
ではでは
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